ぎゅうにゅうやしょくどう
店舗名 | 牛乳屋食堂 |
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住所 | 福島県会津若松市大戸町上三寄香塩343 |
アクセス | 会津鉄道会津線 芦ノ牧温泉駅から徒歩2分 |
駐車場 | 有(店舗出て右側に20台分の駐車場) |
電話番号 | 0242-92-2512 |
営業時間 | 11:00~15:00 17:00~20:00 火曜日のみ 11:00~15:00 定休日 水曜 ※早仕舞いあり |
支払い方法 | 現金対応カード可電子マネー可 |
※本情報は、訪問時点のものであり変更されている場合があります。事前に最新情報をご確認ください。
※掲載情報は事前に確認をしていますが、情報の誤りを発見された場合は、こちらよりお知らせいただけますと幸いです。
会津鉄道会津線 芦ノ牧温泉駅から徒歩2分、
磐越自動車道 会津若松ICから車で25分、
JR磐越西線、只見線、会津鉄道会津線 会津若松駅から車で20分の場所にあります、
”牛乳屋食堂”さんをご紹介します。
今回の舞台は、福島県会津若松市にある”牛乳屋食堂”さんです。
今や福島県を代表するお店と言っても過言ではない、牛乳屋食堂さん。
お店の名前からもあるように、もともと牛乳屋さんとしての営業からでした。
1925(大正14)年、現在のお店のすぐ近くに上三寄駅(現在の芦ノ牧温泉駅)の開通が決定したことにより、
初代の女将 キヨノさんが駅前で牛乳の販売を始めたことがきっかけとなっています。
そこから隣に住んでいた中国人の方から本場の支那そばの作り方を教わり食堂をスタート、
たちまち「牛乳屋食堂」と呼ばれるようになり現在まで95年以上の歴史を紡いでいます。
2025年には創業100周年を迎えます。
牛乳屋食堂さんの味は初代のキヨノさんから代々、お嫁さんが味を引き継いでいるそうです。
現在は4代目となる美紀さんが伝統を引き継いでいます。
今ではなかなか目にすることの出来ない出前も取っているそうで、
まさに地元から、福島から愛される食堂となっています。
訪問時は昼営業終わり間際の15時前の到着でした。
ラストオーダー等はなく、閉店時間までに来店すれば食べることが出来るそうです。
待ちなしで入店でき、座敷席へ案内いただきました。
店員さんへの注文制となっており、手打ちラーメン(醤油)と名物ソースカツ丼が一緒になった
"Bセット"をお願いしました。
店内はテーブル席と座敷席となっており、50人以上は入れる大きいキャパの広さですね。
店内も昔の名残が残るまさに食堂という雰囲気で、
店員さんも頭巾とエプロンを着こなしていることによってさらに昭和の時代に来たんだなあと思わせる空間。
10分ほどしてラーメンとカツ丼登場です。
昔ながらの醤油ラーメンといったビジュアルで、シンプルにトッピングが盛り付けられています。
カツ丼は今にもかぶりつきたくなるような、タレのかかり具合と分厚いカツのビジュアルです。
まずはラーメンから、早速スープを1口…
うわああああ…美味しい!
鶏と煮干しの旨味が優しく包み込むような味わい。
塩気もちょうどよく、万人受けするようなスープで、熱々で身体に染み渡ります。
豚骨や会津地鶏、煮干し、生姜、ニンニク、野菜などを5時間以上ゆっくり煮込んで完成させたスープだそうです。
これも初代から続く伝統の味だそうです。
麺は手打ちされた極太ちぢれ麺。
モチモチ感がとにかく凄まじく、噛む度に小麦の風味やスープの味わいが広がっていく美味しさ。
大盛りにすれば良かったと後悔しました(笑)
トッピングは
チャーシュー、海苔、ナルト、ネギ、メンマのシンプルなラインナップでした。
続いて、ソースカツ丼です。
牛乳屋食堂さんにて1番人気メニューがこちらのソースカツ丼とのことで、
丼の最高権威である"第2回 丼グランプリ"にて金賞を受賞したほどの逸品。
1口豪快にかぶりついてみると…
美味すぎる…!!
豚肩ロースの柔らかい食感と噛んだ瞬間に広がるソースと肉感がまた堪らなく美味しい!
ソースにはラーメンに使われるスープも入れられていて、こちらも至極の逸品でした、
あっという間に米粒1粒残らずたいらげました。
牛乳屋食堂なのに牛乳を使ったラーメンは無いの?
とのお客さんの無茶ぶりに応えた形で生まれた"ミルク味噌ラーメン"も超絶品です。
連れの友人から1口頂きましたが悶絶しました。
次回は必ずこちらをいただきます。
兎にも角にも衝撃的な美味しさを誇る、ラーメンとカツ丼でした。
会津若松の都市部から少し離れたアクセスですが、食べてしまえば来てよかったと感動するでしょう…!
店員さんのほっこりとした接客も魅力的です。
ぜひ体感していただきたいです。
福島県を代表する歴史ある一杯がいただけますので、
醤油や味噌、カツ丼がお好きな方にぜひオススメしたいお店でした!
訪問日2022.12.29
入稿者ゆうさく