東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅(3番出口)から徒歩3分、 都電荒川線 三ノ輪橋駅から徒歩2分の場所にあります、 ”ラーメン屋 トイ・ボックス”さんをご紹介します。

今回の舞台は東京都荒川区にある”ラーメン屋 トイ・ボックス”さんです。
東京を代表する名店と言っても過言ではないトイボックスさん、

お店は2013年のオープンで、数々のテレビや雑誌メディアから取り上げられたり、 ラーメン業界最高権威とも言われているTRY(東京ラーメンオブザイヤー)の最高賞である TRY大賞に2年連続で受賞されるという快挙も成し遂げたまさに名店です。
ミシュランガイド東京 ビブグルマンにおいても2015年から途切れることなく選出されています。
ラーメン界でこの快挙はトイボックスさんと新宿区にある”SOBAHOUSE 金色不如帰”さんの2店舗のみだそうです。

店主の山上さんは子供の頃からラーメンが大好きで、 気づいたらラーメン屋さんになっていたというほど。
東京都町田市にあった”69’N‘ROLLONE”さんで店主 嶋崎さんの作るラーメンに衝撃を受け、 試行錯誤を重ね現在のラーメンを確立させたそうです。
※嶋崎さんは現在、兵庫県尼崎市で”らぁめん矢 ロックンビリースーパーワン”さんとして営業されています。

今では連日大行列はもちろんのこと、 コンビニでカップラーメンが出ているほどトイボックスさんの人気っぷりは全国に浸透しています。

訪問時は休日のゴールデンタイムである13時前の到着でした。
お店の外にはすでに20人以上の大行列が…
1時間ほど待機し、店内に入店しました。
食券機で食券を購入し、カウンター席に着席しました。
デフォルトである醤油で考えていましたが、食券機を見ると塩があることに気づき、 衝動的にプッシュしていました、”特製塩ラーメン”をお願いしました。

店内はカウンター席のみとなっていて、 目の前には臨場感広がる厨房で調理風景を見ることが出来ます。
店主の山上さんは近くで拝見すると毅然とした顔つきで調理されていて、 勝手にMEN LIFEは緊張していました…
沈黙ながらもBGMでジャズ音楽が流れていました。

10分ほどでラーメン登場です。
綺麗…
多くのトッピングが盛り付けられ、透き通った塩スープを眺めながら、 早速スープを1口…いただきます。

美味しすぎる…！
鶏の出汁感が全面に押し出されたさっぱりとしたファーストタッチ。
塩のカエシも秀逸で、鶏油と調和した全く主張間のないやんわりとした旨味、 最後に山椒やすだちのような風味でまとまりあるスープ、終始美味しいと言っておりました…(笑)
これが鶏と水だけで仕上げられているんです…凄いですよね…

麺は細ストレート麺です。
コシのある啜り心地抜群な麺で、もっちり感もありました。
スープと調和されていて、ずるずると箸が進んでいく味わいでした。

トッピングは、 豚・鶏チャーシュー、味玉、穂先メンマ、ワンタン、細ねぎ、唐辛子などのラインナップでした。
豚チャーシューは噛めば噛むほど旨味が出てきて、 鶏チャーシューは低温調理されたしっとり感あふれるおいしさ、 さらにコリコリとした穂先メンマや、絶妙な反樹幹を楽しめる味玉など…
まさにラーメンのフルコースをいただいているようでした。

あっという間の完食、完飲でした。
初めて来た方には間違いなく刺さる一杯ですね。

あっさりジャンルがお好きな方全てにオススメしたいお店でした！