JR羽越本線 酒田駅から車で5分、徒歩17分の場所にあります、 ”ケンちゃんラーメン 酒田本店”さんをご紹介します。

今回の舞台は「山形県」となります。
人口約116万8,900人で全国47都道府県中35位と下位に位置づけられますが、 ラーメン消費量が日本一と言われるほどの超ラーメン大国なんです。
お隣、新潟県と全国1位を凌ぎあっています。

新潟五大ラーメンに例えられるように、山形県にもご当地ラーメンがあることで有名です。
・赤湯ラーメン
・酒田ラーメン
・とりもつラーメン
・冷やしラーメン
・米沢ラーメン

今回ご紹介するのは、「ケンちゃんラーメン」と呼ばれる、 ご当地ラーメンでは無いものの、山形から広がったビックネームラーメンで山形県で絶大な人気を誇っているラーメンです。
もともと山形県鶴岡市にあった"鈴木そば"さん(現在は閉店)がルーツとなっているそうです。

初訪問は12時頃の到着で待ちは7人ほどでした。
記帳や整理券等はなく、そのまま並ぶスタイルで、20分ほど待って入店できました。
昔ながらの食堂スタイルで座敷席へ案内いただきました。
カウンター席とテーブル席、座敷席があります。

メニューは中華そばのみとなっています。
量は小盛→普通→大盛→特盛から選べ、 味の濃さはうす口→普通→こい口
油の量は油ぬき→普通→油ぼく(多め)
からチョイスできます。

店員さんへの注文制となっていますので、 中華そば 小盛で味の濃さ普通、油ぬきプラスで身入り(背脂)で注文しました。

10分ちょっとしてラーメン登場。
小盛ながらもかなりのボリュームで、同時に煮干しの香りがふんわりと漂ってきます。
本場のケンちゃんラーメン、いざスープを1口…

いや、、、うんま…
動物系ベースの清湯スープにガツンと煮干しが効いたパンチある味わい。
塩気もそこまで強くなく良い塩梅で、これは中毒性高いですね、、、

麺は平打ち太ちぢれ麺で、もはや極太を思わせるインパクトある麺です。
非常にもちもちとした噛みごたえ抜群な口当たりで、一緒に煮干し感じるスープとも絡み合った 箸の動きが止まらない絶妙な麺でした。

トッピングは 身入り(背脂)、メンマ、海苔、チャーシュー、ねぎのシンプルなラインナップでした。
身入りがとにかくスープと調和した味わいになっていてハマりました、、、
後半には卓上調味料にある七味唐辛子をかけて変化を楽しみました。
(卓上調味料は七味唐辛子以外に胡椒もあります)

麺に強烈なインパクトを残す、非常に美味しい1杯でした。
総じてめちゃくちゃ美味かったです。
本店以外にも支店が山形県内、秋田県など数店舗あるので機会を見てそちらにも攻めてみたいと思いました。
山形県におけるケンちゃんラーメンの魅力を肌で感じられましたし、 煮干やあっさり、太麺がお好きな方は是非行ってみてはいかがでしょうか？