JR常磐線、成田線 我孫子(あびこ)駅(南口)から車で5分の場所にあります、 ”環七らーめん てらッちょ。我孫子店”さんをご紹介します。
今回の舞台は、千葉県我孫子市にある”環七らーめん てらッちょ。我孫子店”さんです。
1980年代から1990年代にかけて東京都内の環状7号線で流行した 「背脂チャッチャラーメン」の流れを汲むお店です。

五反田や神保町エリアで人気を博している”平太周”さんの店主さん親族が立ち上げたというてらっちょさん、 平太周さんでのご修行経験もあり、当初は「土佐っ子ラーメン」という屋号で営業していましたが、 いつしか現在の店名へ変更されています。

千葉県ではおそらく一番、 こってりとしたラーメンが頂けるお店ではないかなと推測します(笑)
我孫子に本店を構え、柏市にも”博多とんこつラーメン 三代目 てらッちょ”さんとして展開されています。
すぐ近くには永福町大勝軒系のお店で有名な”煮干しだし醤油ラーメン 桂”さんのお店もあり、 お昼時になるといずれも大行列ができるほどの活気で溢れています。

訪問時は平日のゴールデンタイムである12時半前の到着でした。
駐車場は店舗裏とすぐ近くに砂利の駐車場があり、数台停められるかと思います。
待ちなしで入店でき、食券機で食券を購入してテーブル席に着席しました。
注文したのは看板メニューである”特製ラーメン”です。
麺…柔らかめ→普通→固め→バリカタ
背脂…少なめ→普通→多め→ダブル
味の濃さ…薄め→普通→濃いめ→ダブル
からお好みでカスタマイズできます、MEN LIFEは全て普通でお願いしました。

店内はカウンター席とテーブル席になっていて、 広々とした空間でした。
入店した瞬間から感じた豚骨臭、苦手な方には少しきついかもしれませんね。
さらに床は滑るのではないかレベルのべたつきが、歴史を感じますね。

10分程してラーメン登場です。
「千葉県最強のこってり」を謳っているてらッちょさんの見事といわんばかりの背脂感です。
雪のように散りばめられている中で、早速スープを1口…

なるほど。 背脂の甘みが先行した味わいで、そのあとに豚骨の旨味や醤油のキレなどがじわじわ来ました。
これぞこってり、油分多めで口の中にしっかり背脂が残ります。
骨から半日以上炊き上げ完成させたスープだそうで、化学調味料不使用だそうです。

麺は中太のちぢれ麺でした。
ワシワシとした食感で背脂もしっかりまとわりついた歯切れ良い麺でした。
てらッちょさん専用で特別に卸しているという特注の麺だそうで、 季節に応じて加水率も変えているとのことです。
こだわりが垣間見えますね。

トッピングは、 豚バラチャーシュー、味玉、ねぎ、メンマのラインナップでした。
予想以上にチャーシューの柔らかさが良く、スープの味が染みこんでいて美味しかったです。

食べ始めから終わりまで、 とことん背脂を感じることができる一杯でした。
背脂がお好きな全ての方にぜひオススメしたいお店でした！