JR中央・総武線(緩行)、東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅(南口)から徒歩3分の場所にある、 ”漢ラーメン 室”さんをご紹介します。

今回の舞台は、東京都墨田区にある”漢ラーメン 室”さんです。
2020年4月にオープンで、家系ラーメンを看板メニューとしたお店となっています。
錦糸町駅南口をを出て歩道橋を渡った先の最初の建物の1階にあり、ガラス張りになっているのが目印です。

店主さんは首都圏を中心に、 関東で大きく展開されている武蔵家さんグループからの独立とのことです。
家系の礎を築いた”家系総本山 吉村家”さんの系譜とはまた違った流派になっており、辿っていくと、
たかさご家→新中野武蔵家→武蔵家 大井町店→漢ラーメン 室という流れでしょうか。

訪問時は、平日の閑散時間帯である15時頃の到着でした。
ガラス張りの外観が目を引き、待ちなしで入店できました。
食券を購入してカウンター席へ着席しました。
注文したのは看板メニューである”ラーメン 並(わかめトッピング)”です。
家系でおなじみの味のカスタマイズですが、全てふつうでお願いしました。

店内はカウンター席のみとなっていて、 清潔感溢れる綺麗な明るい空間と余裕あるスペースが特徴的です、良い意味で家系ラーメン店っぽくない感じです(笑)
店員さんの元気ある掛け声や接客も素晴らしく、好印象が持てます。

10分と経たないうちにラーメン登場です。
家系ラーメンを象徴するかのような乳化されたスープと各トッピングのビジュアル、 わかめのみずみずしさを目の前に早速スープを1口…

あ…美味しい…！
豚骨先行型で豚の旨味がしっかりと引き出されたファーストタッチでした。
武蔵家さんも彷彿させるかのような濃厚でビターな味わい、 続いて醤油のキレも追いかけてくるように舌先を包み込みます。

麺は中太のちぢれ麺です。
もっちりとした食感で豚骨スープともしっかり絡んだ美味しさです。
家系御用達の酒井製麺さんの麺を使用されていました。

トッピングは、 チャーシュー、味玉、わかめ、海苔、ほうれん草、刻みねぎのラインナップでした。
チャーシューは噛み応えあるものになっていて、 スープに溶け込んだわかめも秀逸で、みずみずしさ感じる美味しい逸品でした。

レベルの高い一杯がいただけました。
錦糸町には「武の極み」さんや「家家家」さんなど激戦区と言ってもいいくらい 家系ラーメンが多く点在しているので、 ぜひ、家系がお好きな方は自分好みの味を探すという観点からも行ってみてはいかがでしょうか？