妙高はねうまライン 北新井駅から車で10分の場所にあります、 ”ラーメン 春紀”さんをご紹介します。

今回の舞台は、新潟県上越市にあります"ラーメン 春紀"さんです。
2007(平成19)年創業、2016(平成28)年に現在の場所へリニューアル。
上越市の中でも特に、大自然を感じられるような場所にお店を構えており、 人里離れた場所にあることから車での訪問を推奨します。

店主である永野さんがこちらのお店を開業したのはなんと50歳。
｢人生は冒険だ｣
東京の日本料理屋や割烹・ホテルなどで調理を修練され、食材や調理に徹底的に追求したラーメンを今日も作り続けています。

その一杯を求めて県外からもお客さんが来るほど、まさに穴場として大評判を獲得しています。
アクセスに併せて営業時間もお昼のみ、訪問難易度はやや高めです。

訪問時は平日お昼ピークタイムである、12時過ぎの到着でした。
外観から民家のような佇まいで初めて来た方には若干の入りづらさはあるかもしれません。
3人ほどの待ちがありそのまま接続、15分ほどでテーブル席へ案内いただきました。
メニュー表を見ての口頭注文制となっており、冬限定でしか食べられない"雪むろ酒かすラーメン 白みそ仕立て"をお願いしました。

店内はカウンター・テーブル・座敷席があり、まるで実家に帰ってきたような懐かしさと安心感。
民家らしさ溢れる居心地の良い雰囲気でおひとり様から家族連れまで気軽に立ち寄れる店内でした。

10分と少ししてラーメン登場です。
色とりどりの具材がたっぷりと乗せられた神々しさ感じるビジュアル。
早速レンゲを手に取り、スープを1口いただいてみましょう。

めっちゃ美味い…！
これは冬に食べたら身体に染み渡りますわ…
甘めに仕上げられた白味噌のコクが光り、マイルドな口当たりが印象的です。
さらにキリッとした生姜もスープに溶け込み、ついつい飲み干してしまいたくなるほどやみつきになります。

麺は太ちぢれスタイルで、もちっとした食感が特長です。
なんといっても先程の濃厚スープ、超がつくほどの絡み具合。
しっかり持ち上がった麺に薬味やトッピングを掛け合わせて食べるとさらに満足感アップ。

トッピングは、チャーシュー・きくらげ・水菜・青ねぎの豪華ラインナップ。
1番美味しいといっても過言では無いチャーシューが、新潟では食べられないような旨味の宝箱。
口にすーっと溶けていき、あっという間に無くなるほどです。

薬味類も非常に秀逸。
スープや麺と一緒に食べることでさらに味の深みを感じられます。

あっという間の完食。
看板メニューである塩ラーメンや、数量限定ラーメンなど定期的に食べたくなってしまう魅力が沢山詰まった春紀さん。 あっぱれなる1杯でした。

ご馳走様でした。