JR中央・総武線(緩行)、都営地下鉄新宿線 本八幡駅から徒歩15分、 京成電鉄京成本線 京成八幡駅から徒歩20分の場所にあります、 ”二九八家 いわせ”さんをご紹介します。

今回の舞台は、千葉県市川市にある”二九八家 いわせ”さんです。
皆さん、店名読めましたか？
”二九八”と書いて「ふくわうち」と読むそうです。縁起がよさそうですよね。

二九八さんは2017年3月にオープンされました。
それまでは”ニューラーメンショップ いわせ”さんとしてラーメンショップ系列のお店として営業されていました。
39年という長い歴史を紡ぎ、惜しまれながらも閉店しました。

店主さんは新宿にある超名店「創始 麺屋武蔵」さんで腕を磨かれたご経験があり、 その後、今のお店を独立されました。
前店舗であるニューラーメンショップいわせさんの店主さんのご子息にあたる方だそうで、 同じ場所に新しいお店を立ち上げたという形になります。

二九八さんでは
・ら～麺
・つけ麺
・魚介豚骨つけ麺
・辛つけ麺
の4種類のメニューを出していて、 今では千葉県屈指のラーメン激戦区である市川市において根強い人気を誇るお店となっています。

訪問時は平日のゴールデンタイムである12時前頃の到着でした。
お店は満席でしたので店の外で待機して5分ほどで入店できました。
食券機で食券を購入し、カウンター席へ着席しました。
注文したのは”魚介豚骨つけ麺”です。

店内はカウンター席のみとなっていて、 レトロな雰囲気で厨房と席との距離感が近い空間となっています。
店主さんが作る姿もダイナミックです。
また、駐車場もあり何台か停められます。

10分と少し経ってつけ麺登場です。
シンプルなビジュアルながらも、 濃厚な魚介感漂う香りと麺の上に豪快に乗せられた角煮がインパクトを残します。
角煮を使ったラーメンやつけ麺のお店って、なかなか見かけないですよね。
まずは麺のみを箸で持ち上げて、1口啜ってみます。

美味しい…
しっかり小麦の風味を感じ、もちもちとした柔らかめの食感でした。
麺は中太の平打ち麺で麺屋 武蔵さんでも使われているカネジン食品さんの麺を使用されているそうです。
ニューラーメンショップ時代は家系ラーメン御用達の酒井製麺さんの麺だったそうです。
ブランドチェンジした形ですね。
続いて麺をつけ汁に付けて1口いただいてみます。

めっちゃ美味しい…！
豚の旨味が存分に出た上品かつマイルドな味わいでした。
こてこてしているイメージでしたが全くくどさがなく、 あとから背脂の甘みや酸味を感じるすっきりとした味に変化していくつけ汁でした。

そして特筆すべきは角煮でした。
ボリュームはもちろんのこと、ホロホロで口の中に入った途端すぐ溶けるような美味しさです。
もっと角煮を追加したくなるようなインパクト最強で絶品角煮でした。

ニューラーメンショップさんと麺屋 武蔵さんのハイブリット的な一杯を楽しめるような 至極のつけ麺を頂くことが出来ました。
皆さんに併せて角煮はぜひ食べてほしいですね、これは本当に感動しました。

豚骨ジャンルや角煮がお好きな全ての方にオススメしたいお店でした！