JR弥彦線 北三条駅から徒歩8分、 JR上越新幹線、弥彦線 燕(つばめ)三条駅から車で6分、 北陸自動車道 三条・燕ICから車で6分の場所にあります、 ”中華亭”さんをご紹介します。

ラーメン王国として有名な新潟県ですが、言わずと知れた"新潟五大ラーメン"を確立しており、
・新潟あっさり醤油ラーメン
・新潟濃厚味噌ラーメン
・燕三条系背脂ラーメン
・三条カレーラーメン
・長岡醤油ラーメン
の代表的な5つのご当地ラーメンで名を轟かせています。

今回は"燕系背脂ラーメン"ということで中華亭さんをレビューしていきます。
1979(昭和54)年創業で実に40年以上の歴史がある超老舗です。
同じく三条市内にある"いこい食堂"さんのもとで修行、独立をされたのが現在の中華亭さんです。
"いこい食堂"さん
"中華亭"さん
"龍華亭"さん
こちら店主さんが兄弟同士ということで三兄弟として燕系背脂煮干ラーメンを提供されています。
大元を辿っていくと、燕三条系背脂ラーメンの発祥となる、福来亭さんの系譜を継承しているため、 いわば直系店のような位置づけで燕三条系背脂ラーメンを楽しむことが出来ます。

訪問時は20時前の到着でした。
すんなり入れて、食券制でしたので食券を購入してテーブル席に案内いただきました。
注文したのは"月見中華"です。
看板メニューである中華の上に卵をくわえたものです。
また油の量も並〜中油〜大油を選択できる。今回私は並の油でお願いしました。

10分ちょっとしてラーメン登場です。
あ、うん…ありがとう、これ絶対美味いやつだなと確信しました。
ビジュアルから確信に変わっちゃうくらいの雪が降ったような背脂の光沢と煮干しの香り。
さらには真ん中の黄身卵を目の前にレンゲを手に取りスープを1口…

いやうんま…！
やっぱり新潟の背脂ラーメンの特徴としてあるように見た目に反して全くこてこてしておらず、背脂の甘みがダイレクトに伝わります。
しっかり煮干しのダシが効いていて全くくどさは無し。
醤油のキレが強めかな？とにかくウマウマなスープでした。

麺は極太の平打ち麺。
麺を引き上げてみるとゴワゴワしてる？と思ってしまうのですが食べてみるとめちゃくちゃモチモチとしています。
うどんに例えてもいいくらい(笑)
杭州飯店さんやいこい食堂さんを彷彿とさせるような美味しい麺でした。

トッピングはシンプルで黄身卵、メンマ、バラチャーシューのラインナップでした。
非常にハイレベルな背脂ラーメンを頂くことが出来ました。

お店も広く、席数もかなり多いので友達や家族連れで気軽に入れるところもポイントですね。
三条市内で超老舗ながらも超ハイクオリティなラーメンです。
背脂ラーメンやこってりがお好きな方は是非オススメのお店です！