JR弥彦線 燕駅から車で5分、 北陸自動車道 三条・燕ICから車で9分の場所にあります、 ”Tsubame Ramen YUKI”さんをご紹介します。

今回の舞台は、新潟県燕市にある”Tsubame Ramen YUKI”さんです。
YUKI(ゆうき)さんは2019年9月にオープンされたお店です。

日本トップクラスのラーメン大国・新潟県。
ご当地ラーメンである”新潟五大ラーメン”のひとつ「燕三条系背脂ラーメン」があり、 YUKIさんは背脂ラーメンを看板メニューとしています。

店主の金子さんは、地元燕(つばめ)市のご出身で、 県内の有名ラーメングループ店で10年近くご研鑽を重ねて独立を果たされました。
「地域の人のために、地域に愛されるラーメンを作りたい」
まっすぐな気持ちを胸に、地元からの熱い支援を受けてのオープンだったそうです。

昔ながらのレトロ感だったりラーメンというよりかは、 現代にアレンジさせながらも燕三条系を感じられるようなラーメンをコンセプトに 看板メニューである中華そばや、自作の家系ラーメンをイチオシとして展開されているYUKIさんです。

訪問時は平日の閑散時間帯である14時過ぎの訪問でした。
入口がオシャレで最初はカフェと勘違いしてしまってました(笑)
待ちなしで入店でき、食券機で食券を購入し、カウンター席に着席しました。
注文したのは看板メニューである”中華そば(並)”です。

店内はカウンター席と小上がり席になっていて、 明るい木目や白を基調とした居心地良い雰囲気と空間でした。
家族連れにも来やすいお店だと思います。

10分と少ししてラーメン登場です。
燕三条系背脂の代表格ともいわれる「杭州飯店」さんや「大むら食堂」さんと比較すると、 まさに今風にアレンジされながらも背脂の存在感が垣間見えるビジュアルです。
早速スープを1口いただいてみましょう。

あ…優しい…！
予想以上にマイルドな背脂の甘みと優しさになったファーストタッチでした。
ほんのりと豚骨の旨味が来る感じで全くくどさがないゴクゴク行けちゃうスープでした。
豚骨と魚介のWスープとのことで、オーダーが入ってから熱を加えて完成させるそうです。

麺は中太のちぢれ麺でした。
非常にモチモチとした食感で、スープとも抜群の絡みつきです。

トッピングは、 チャーシュー、海苔、青ねぎ、玉ねぎ、メンマのラインナップでした。
印象的だったのは玉ねぎでした。
スープや麺に絶妙なアクセントを加えてくれていて、 玉ねぎ自体もシャキシャキ食感で箸が止まりませんでした。

あっという間の完食でした。
古くから続く燕三条系背脂ラーメンですが、万人受けするような美味しい味付けで 昔と今をうまく掛け合わせたハイブリッドのような感覚で楽しめたと思いました。
他にも多くのレギュラーメニューや限定メニュー等があるので、制覇していきたいですね。

背脂ジャンルやこってりがお好きな方、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか？