JR西燕駅から徒歩1分の場所にあります、 ”花岡食堂”さんをご紹介します。

今回の舞台は新潟県燕市にあります、"花岡食堂"さんです。
1968(昭和43)年に創業されました。
50年以上の歴史を誇り、地元密着型の老舗食堂となっています。

JR西燕駅すぐの場所にあり、 燕三条系背脂の名店｢杭州飯店｣さんからも近い場所にお店を構えています。

家族で切り盛りされていて ｢生涯現役｣と語られているおばあちゃんはなんと齢90歳を超えているんだとか。
私も接客していただいたが、全くそんな出で立ちを感じさせませんでした。

ラーメンを中心としてうどんやそば、牛丼、カレーライス、もつ炒めなど 食堂ならではのラインナップも充実しています。

訪問時は平日の閑散時間帯である15時前の到着でした。
待ちなしで入店でき、小上がり席へ案内いただきました。
メニュー表を見て口頭注文制となっていましたので看板メニューである"中華そば"をお願いしました。

店内はテーブルと小上がり席となっており、 家族連れや大人数にも嬉しい広々とした空間でした。
また、昭和感溢れるレトロな雰囲気もたまりません。
テーブルや座布団などにも年季が入っています。

10分と少ししてラーメン登場です。
あっさりとしたスープの上を背脂が雪のように散りばめられています。
麺も間違いなく美味しいビジュアルを醸し出しながらも、 まずはスープを1口いただいてみましょう。

びっく仰天、これめちゃくちゃ美味い…！
豚骨と煮干しをベースにしたというスープは出汁感が非常に感じられ独特の臭みもあります。
さっぱりとしながらも背脂の甘みがプラスされ、こってり感を感じない纏まった味わいでした。
個人的にはとてつもなく美味しく好みです。

麺はは中太ちぢれ麺です。
見た目以上のもちもちとした食感で、歯ごたえもありボリューミーでした。
麺量も普通で200g以上はあるのではないかと。
スープとの相性も抜群でした。

トッピングは チャーシュー、なると、海苔、メンマのシンプルなラインナップでした。
チャーシューはしっかり味が染み込んでいて、背脂やスープに浸して食べると最高に美味しいです。
メンマもコリコリとした食感が印象的でした。

5分も経たずにあっという間の完食でした。
まさに知る人ぞ知る絶品ラーメンであることは間違いないです。
50年以上の歴史ある人情溢れる一杯、ぜひ行ってみてはいかがでしょう！