国道8号線 川崎ICから車で19分、 上越新幹線、信越本線、上越線、飯山線 長岡駅(東口)から車で25分の場所にあります、 ”札幌ラーメンどさん子 栃尾店”さんをご紹介します。

今回の舞台は、新潟県長岡市にある”札幌ラーメンどさん子 栃尾店”さんです。
昭和後期から平成に至るまでほぼ全国にブームを巻き起こしたとされる”どさん子”ブランド。

1961(昭和36)年「つたや」さんから始まり、1967(昭和43)年にどさん子1号店となる店舗ををオープンして以来、 全国に数百もの店舗を運営する一大ラーメンチェーンとなりました。
どさん子 栃尾店さんもその1店舗としての位置づけとなっていて、 現在は、株式会社アスラポートさん運営のもと展開されているそうです。

どさん子 栃尾店さんは50年以上続く老舗中の老舗となっており、 かなり秘境とも言ってもいい栃尾地区に欠かせないラーメン店のひとつです。
実際、合併などにより長岡市に区分されましたが、 中心部である長岡市街からは車で20～25分という離れた場所にあるのが実情です。
訪問は車かバスでの利用をオススメします。

訪問時は平日夜のゴールデンタイムが過ぎた20時過ぎの到着でした。
駐車場はお店脇に2台停められるスペースがありました。
到着時、お店の外観を見てびっくり…
昔からそのままスタイルなのか、お店の看板のれんがビリビリに破けていました(笑)
入口の扉から漏れる灯りもかなり暗く、営業しているかどうかも不安になるほどでしたが、 しっかりと営業されていました(笑)

待ちなしで入店し、カウンター席へ着席しました。
メニュー表を見て店員さんへ注文制となっていて、 看板メニューである”みそラーメン(岩のりトッピング)をお願いしました。

店内はカウンター席とテーブル席になっていて、 うす暗い落ち着く雰囲気が特徴的な空間でした。
バーや居酒屋、食堂にも表現できるなんともレトロで不思議な感じでしたし、 カウンターから厨房が見えるのですが、仲睦まじそうに老夫婦のお2人が切り盛りされていました。

10分経たないうちにラーメン登場です。
どっさりと盛り付けられた岩のりにコーンともやしなどのトッピングが乗せられてのお出ましです。
早速スープをすくい上げ、1口いただきます…

うわあああ美味しい！
味噌のキレとラードのコクが相まったパンチ強めのファーストタッチでした。
他ではなかなか見かけない、黒ゴマがパラパラと掛けられていてほんのり風味も感じられます。
溶けだした岩のりの磯感もプラスされ、非常に美味しいスープでした。

麺は中太ウェーブ麺でした。
中細の表現が正しいのでしょうか…MEN LIFE自身の見た目では太く感じたので中太と表現させていただきました。
キレある味噌スープへの絡みはもちろんのこと、 モチモチとした食感で岩のりの旨味もしっかり加わった味わいでした。

トッピングは、 炒められた野菜等、メンマ、もやしなどのラインナップでした。
野菜の旨味が味噌スープと調和していて、もやしのシャキシャキ感も楽しめる味わいでした。
チャーシューがデフォルトでないのも珍しいですよね。

昔の雰囲気と味を心ゆくまで感じることが出来る絶品味噌ラーメンでした。
どさん子や味噌ラーメン好き、栃尾地区に来られた際はぜひ行ってみてはいかがでしょうか？