JR中央・総武線(緩行) 東中野駅から徒歩3分、 都営地下鉄大江戸線 東中野駅から徒歩5分の場所にあります、 ”かしわぎ”さんをご紹介します。

今回の舞台は東京都中野区にあります、"かしわぎ"さんです。
2017年オープンのかしわぎさん。
店主である今田さんのご経歴が凄かったのでレビューの前にご紹介していきます。

長崎県出身で脱サラを経て上京、 有名である"麺屋 こうじ"グループと神奈川県にありました"神勝軒"さん(※現在は閉店)で ご修行され、2014年に独立を果たしました。
その後、諸事情にて閉店しましたが、超有名店である"麺や 七彩"さんや"らぁ麺 すぎ本"さん にて研鑽を積み重ね、今のかしわぎさんを2017年にオープンさせたという背景があります。
いずれも有名店ばかりで、そこから自身のお店や味を確立された店主さんに比べようがないラーメンへの愛を感じました。

また、"かしわぎ"という店名は人に由来するものではないそうです。
明治時代のこの地域の駅名が"柏木"ということで、 店主さんの「地元の人から長く愛されたい」という熱い想いが込められ名付けられました。

各レビューサイトでも高評価を得ており、 さらに連日行列を成していることから地元やそれ以外からも人気があるかしわぎさん。

訪問時は12時半頃でした。
ゴールデンタイムだったため、5人ほどの待ちに接続し15分ほどで入店出来ました。
食券を購入し、カウンター席へ案内いただきました。

券売機を見て驚いたのですが、定番メニューである塩・醤油ラーメンがこのご時世で680円でした。
(※現在は780円とのことです。)
都内でこの値段は、かなりコスパ良いのではないでしょうか？

注文したのは塩ラーメンです。
10分ほど待ちラーメン登場、なんとも綺麗なビジュアル。
大きいチャーシューと真ん中に盛り付けられたねぎを眺めながらも早速1口スープをいただきます…

美味すぎる…！！
めちゃくちゃ美味しい！
豚×清湯と魚介をベースとしたスープになっていて、 塩気やや強めながらもしっかりそれぞれの旨味が発揮されたハイクオリティなスープでした。
これはレンゲが進む…

麺は細ストレート麺。
名門製麺所 麺屋棣鄂(ていがく)さんから特注にて発注しているそうです。
パツパツを予想していましたが意外と柔らかめでした。
啜り心地◎です。

トッピングは ロースチャーシュー、バラチャーシュー、メンマ、味玉、ねぎのラインナップです。
個人的にロースチャーシューが印象的で、 大きいながらボリュームとギュッと詰まった旨味がスープと絡んでいてとても美味しかったです。

あっという間の完食完飲でした。
1口目から完飲まで手が止まりませんでした。
美味しすぎました…

特製のようなラインナップで、680円(※現在は780円)でラーメンが食べられるのは本当に凄いです。
次回はマストで醤油を頂きたいと思います。
店主さんの想いが詰まった中野を代表する至高の1杯がいただけます。
醤油、塩などのあっさりがお好きな方、是非行ってみてはいかがでしょうか？