京王電鉄京王線 八幡山(はちまんやま)駅から徒歩1分の場所にあります、 ”麺処 しろくろ”さんをご紹介します。

今回の舞台は、東京都杉並区にある”麺処 しろくろ”さんです。
八幡山駅からすぐの場所にあり、2019年12月にオープンされたお店です。

店主さんは神奈川・横浜中華街に本店を置く中国料理の名店「聘珍樓(へいちんろう)」さんのご出身とのことです。
その他の料理店でも腕を磨き、満を持してのオープンを叶えられました。
数々のラーメン店のメニュー開発にも携わってきたご経験もあるそうで、 今では杉並区のみならず、東京トップクラスの評価や行列ができる大人気店となっています。

しろくろさんは貝出汁を看板としたラーメンで、 他にも何種類か別ジャンルや限定メニューを出されています。

また、しろくろさんは基本行列が絶えないお店ということもあり、 お店の並び方や待ち方なども案内で出ています。

〜お店の待ち方〜
①受付で番号札をとる
②LINE上でQRコード読み込む
③呼び出し→店頭で待つ
④店内→トランシーバーで店主さんから入店の旨を伝えられる
さすがの人気店、こういった対策もきちんとされています。

訪問時は平日のオープン前である10時半頃の到着でした。
1時間前の到着ということで、先頭での接続でそのままオープンと一緒に入店、 食券機にて食券を購入し、カウンター席へ着席しました。
注文したのは看板メニューの”貝とムール貝の汐そば”です。
加えて貝そば専用メニューである”貝の汐そば専用〆のご飯”も一緒にお願いしました。

店内はカウンター6席のみとなっており、 モダンな雰囲気でカウンター席から店主さんが調理する風景が見やすくなっていました。
非常に丁寧だなという印象とともに、和食の料理人を感じさせる無駄のない動き…
ラーメン好きのオタクからすると圧巻の光景でした(笑)

10分ほどしてラーメン登場です。
着丼した瞬間から感じる貝出汁の香りと、透き通ったスープやトッピング… 早速レンゲを手に取り、1口いただいてみましょう…

美味すぎる…！
さらにもう1口…！
とんでもなく美味しい…！
貝の旨味が飲んだ瞬間に一気に舌先を包み込み、広がっていく凄まじい味わいです。
さらに、貝特有の雑味などは一切せず、出汁感溢れるすっきりとした口当たりも非常に良かったです。
国産の貝とムール貝のみで炊き上げた至高のスープ、 正直に言います、完飲間違いなしです。

麺は中細の若干ウェーブがかったストレート麺です。
茹で加減は少し固めになっていて、歯ごたえある食感でした。
麺を啜ってもしっかりと貝の旨味やスープとの絡みを感じ、どんどん箸も進んでいきました。

トッピングは、 豚・鶏チャーシュー、いくら、貝、三つ葉、メンマ、柚子皮などのラインナップでした。
鶏チャーシューのしっとり感・完成度、そしていくらのぷつぷつ感とスープの相性は最高でした。
貝の身にもぎゅっと旨味が詰まっていて、もっと食べたいを感じさせるものでした。

サイドメニューとして注文した貝そば専用の〆のご飯も、超秀逸でした。
ガーリックバターベースで味付けされていて、 ラーメンからご飯、そこからまたラーメンと最高のスパイラルが発生してしまいます。
最後は残り汁をご飯にかけてかきこみ、完食完飲でした。

まさに貝出汁東京最高峰の一杯です。
大田区にある「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」さんを彷彿とさせながらも、 全く違う至高のラーメンでした。

貝ジャンルがお好きな全ての方にオススメしたいお店でした！