都営地下鉄三田線 巣鴨駅(A3出口)から徒歩7分、 JR山手線 巣鴨駅(北口)から徒歩10分の場所にあります、 ”麺創庵 砂田”さんをご紹介します。

今回の舞台は、東京都豊島区にある”麺創庵 砂田”さんです。
巣鴨エリアのみならず、都内を代表する名店と言っても過言ではない砂田さんです。
2020(令和2)年4月にオープンされました。

店主の砂田さんは、もともとサラリーマンだったそうです。
豊島区・池袋にある有名店”瞠(みはる) 池袋店”さんのラーメンに感銘を受け、 当時勤めていたサラリーマンを辞め、ラーメン職人の門を叩きます。

修業先は先ほどの瞠さんをプロデュースした、 早稲田にある名店「渡なべ」さん店主 渡辺 樹庵さんのもとで、 2年間ラーメンや様々ないろはを叩きこんで研鑽を積まれたそうです。
コロナ渦ということもありましたが、満を持して今のお店を独立されました。
ラーメン業界最高権威と言われているTRY(東京ラーメンオブザイヤー) 2020-2021においても、 ラーメン大賞の新人醤油部門で堂々の1位を獲得しています。

ラーメン官僚の愛称を持つ、かずあっきぃこと田中 一明さんも 「2020年最も注目するお店」と太鼓判を押していて、 砂田さんオープンから瞬く間に今日に至るまで大行列を成す盛況っぷりになっています。

そんな輝かしいご経歴や実績を持った砂田さんですが、 福島県のご当地である”白河ラーメン”を看板メニューとしています。

訪問時は休日のゴールデンタイムである13時前の到着でした。
いつもは10人以上の行列は当たり前と言ってもいいくらいですが、 運良く2人ほどの待ちで接続でき、10分ほどで入店できました。
食券を購入してカウンター席へ着席しました。
注文したのは看板メニューである”特製中華そば”です。

店内はカウンター席のみとなっていて、 1席ずつに綺麗な置き板のようなものが置かれていて、 高級店に来たような落ち着く雰囲気と空間でした。

10分と少ししてラーメン登場です。
着丼した瞬間から醤油や鶏の香りが、これは間違いないと確信しました。
早速スープを1口頂いてみましょう…

なんだこれは…めちゃくちゃ美味しい！
舌先から一気に染み渡るとんでもない鶏の旨味の広がり方、 そしてオイリー感も加わったまろやかな醤油の旨味も包み込んできました。
優しいながらも鶏と醤油の良いところを全て引き出したような砂田さんオンリーワンの至極のスープです。
スープには名古屋コーチンをはじめ、数種類の鶏ガラを使って仕上げているそうです。

麺は手打ちによる中太ちぢれ麺です。
ピロピロとした見た目で1口啜ってみるとこれまた驚きの美味しさでした。
柔らかで舌触りが良く、しっかりとしたコシも感じられます。
自家製麺で時間をかけて作り上げた小麦溢れる麺でした。

トッピングは、 豚ロース・もも・鶏ももチャーシュー、味玉、ほうれん草、メンマ、海苔、ナルト、ねぎ などの豪華ラインナップでした。
チャーシューは全てつるし焼きで仕上げているそうで、各チャーシューの旨味がとにかく素晴らしいです。
味玉の程よい半熟感や、海苔の磯感じる高級感、 総じてすべてのトッピングが主役級でした。

都内にお住まいで白河ラーメンを食べたことがない方は 間違いなく砂田さんのラーメンで感動すること間違いなしでしょう。

「感動」や「至高」の余韻をももたらしてくれる 砂田さんのラーメン、間違いないです。
醤油ジャンルや白河ラーメンがお好きな方全てにオススメしたいお店でした！