JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、東武東上線、西武鉄道池袋線 東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線 池袋駅(東口)から徒歩10分の場所にあります、 ”滝野川大勝軒”さんをご紹介します。

今回の舞台は、東京都豊島区にある”滝野川大勝軒”さんです。
2015(平成27)年にオープンされました。
つけ麺(もりそば)を柱とする池袋屈指の有名店で、 ｢ラーメンの神様｣と称された故・山岸 一雄さんが創業された"東池袋大勝軒"さんの流れを汲むお店として知られています。 もともと北区・滝野川にお店があったことから現在の店舗へ移転時も屋号を変えずに、現在に至ります。

訪問時は平日のオープン時間前である10時半頃の到着でした。
既に1人並んでおり、そのまま後続へと接続し、オープンと同時に入店しました。
食券機にて食券を購入し、カウンター席へ着席しました。
注文したのはお店看板メニューでもある、 "元祖つけ麺 もりそば(岩のりトッピング)"です。

店内はカウンター席のみとなっていて、 昔の風情漂う雰囲気ある空間になっていました。
さらにオープンと同時に満席だったのですが、ほとんどのお客さんが常連さんでしょうか？
現店主の高橋さんと仲睦まじくお話を交わしていました。

高橋さんの接客も非常に好印象でした。
1人1人お客さんに笑顔で声を掛けられていて、私自身にも、 ｢岩のり、つけ汁そのまま掛けちゃって大丈夫？美味しくやるから待っててね｣
と笑顔で声をかけてくださいました。
この時点で味も間違いないと勝手に確信しました(笑)

10分と少し経過してつけ麺登場です。
たっぷりと盛り付けられた綺麗な麺肌の太麺と、 岩のりやねぎが乗せられたビジュアルを目の前に、まずは麺から1口いただきます。

大勝軒お馴染みの舌触り抜群で、断面が四角く、ざらついた食感があるのがポイントです。
小麦の風味香る圧倒的存在感の太ストレート麺でした。
麺量も300gはあり、非常にボリューミーです。
続いてつけ汁に付けて、1口いただいてみましょう…

わあああああ美味しい！
酸味と甘みのお互いが溢れた強烈なファーストタッチで、 あとからどんどんピリッとした辛味や岩のりの磯感溢れるアクセントが効いてきます。
麺との相性もいうまでもなく最高です。

トッピングは、 海苔、岩のり(別売)、ねぎ、チャーシューのラインナップでした。
チャーシューもボリューミーで 存在感を出すかのように独特なパサパサ感と噛みごたえある食感が特徴的でした。
先程触れた岩のりの風味も最高でしたし、 加えてねぎも、つけ汁に大きいアクセントを与えてくれるものでした。

山岸さんが作り上げた、これぞ大勝軒のつけ麺だ！
と言わんばかりの至高の一杯でしたし、 作り手の高橋さんの愛も込められた、 つけ麺好きの方にオススメしたい滝野川大勝軒さんでした。